病院では教えてくれない不妊治療の真実 第5回 「妊活支援をするなら精液検査をすすめよう!」 伊藤 広智

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今回は不妊治療を始める前にに受けておいて欲しい検査、精液検査について。

男性側に問題があっても体外受精の適応になるという事をお伝えしていきたいと思います。

そもそも男性側に問題があれば女性側の検査って受ける必要がないものが多くありますからね。

女性側の体に対するストレスの軽減は妊娠力の向上にもつながってきます。

男性不妊の原因は大きく次の3つがあげられます。

・精子の数が少ない
・運動率が低い
・奇形率が高い

これを調べる為に男性側の受ける検査が精液検査。

1回の射精で得られる精液の量と精液内の精子の状態を調べる検査です。

この検査では主に精子濃度や精子の運動率、奇形率などをチェックします。

男性の精液は毎日精巣内でつくられるため、日々のストレスや生活習慣などの影響をすぐに受けて状態が変わりやすいといわれています。

その為、男性も妊活、体質改善が必要ですし、体調によっても左右されやすいので、体質改善を実行しつつ、日数をおいて複数回検査を行い、その結果を総合的に判断する必要がありますね。

また、人工授精や体外受精において、男性の禁欲はする必要はありません。

精子量に関しても数回続いて出しても変化はほとんどないんです。

変化してるの精液の量だけです。

自然界において、発情期の雄を考えれば禁欲するなんて考えられませんよね。

昨今、日本人のセックスレスが取り上げられていますが、男性は出さないと精子の奇形率も上がる事も確認されています。

生活習慣の乱れだけでなく、出さないから奇形精子が増えているとも考えられますね。

2010年にWHOが精液検査における正常値として以下の数値を発表しています。

● 精液量:1.5ml以上
● 精子数:3900万以上
● 運動率:40パーセント以上
● 奇形率:96パーセント未満
● 精子濃度:1500万/ml以上
● 総運動精子数(総精子数×運動率):1560万以上

けれど、不妊治療の進歩により男性側の問題は殆ど解決されているとも言えるんです。

顕微受精の技術により、精子の量が少なかったとしても受精は可能ですし、仮に夢精子だと言われていても、腕の良い培養士であれば精子を探し出す事もできる可能性もあります。

まずは男性側が率先して検査を受けるべきですよね。

だって男性は出すだけで痛みも苦痛も殆どありませんから。

最近では簡易的なセルフチェックキッドも売っていますが、正確な検査はやはり病院でしてもらいたいです。

俺は問題ないとか言って非協力的な男性は正直論外。

不妊治療が始まれば女性の方がよほど辛い思いをしていきますからね。

男性側の意識改革って不妊治療に必要不可欠な要素だと考えています。

私たちがお伝えして行く事で少しでも男性の意識が変わってくれると嬉しいと思います。

みんなで男性意識を変える為にお伝えしていきましょう。

 

伊藤  広智(いとう ひろとも)

鍼灸サロン Tirta 院長 はり師、きゅう師 日本メディカルリフレ協会 認定講師、妊活コンサルタント 妊娠しやすい体質への改善、マタニティから産後ケア、女性の健康と美容のライフサポートをするをモットーに施術しています。 不妊は病気ではありません。身体が子供を授かる準備が整っていない、宿す力が働かない状態だと考えます。 体質改善のサポートで不妊症と言う言葉を無くすために活動中。

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