目からウロコの物理学的経絡治療 第13回 「デッサンの中から問題点を 見つけ出す」 岡西裕幸

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以前から患者さんに問題点を説明するためにデッサンの練習をしていた。

より綺麗に描ける方が患者さんにも理解していただける。

また、立体的に人物が描けるようになると「問題点を浮き上がらせること」も出来るようになるし「立体的な施術」も出来るようになる。

我々の仕事は「気」や「経絡」など実際に見えない「重要なpoint」を用いて施術を行うため色々な項目において「イメージ」が出来ないと「東洋医学的な診断」やそれを用いた「東洋医学的治療(施術)」が出来ないと考えます。

写真は見ていただいてわかるように「足を組んでいる」ところを撮影した場面です。

これをデッサンし、どこに問題点があるか説明します。

上の写真をデザインする。⬇️

上の写真から説明します。

写真を見る限り「骨盤の傾き」がやはり気になるところではあります。

それにより各筋肉の左右や表層の筋肉、深層の筋肉のバランスも当然崩れます。

しかし、一番の問題点は「経絡の流れを止めているところ」と考え施術を行うと「身体が真っ直ぐ」になり足が組めなくなることが多いです。

下記の写真・デッサンにて説明すると、右の下肢が左の下肢の上に乗っています。

色々な問題はありますが、一番の問題は右下肢の後面が左下肢前面部に圧迫されていて「右の足太陽膀胱経の経絡の流れが止められている事」に気付かされます。

また、左下肢前面が右下肢後面部に圧迫されていて「左の足陽明胃経の経絡の流れが止められている事」に気付かされます。

この事だけに関してアプローチする方法は、右の足太陽膀胱経の流れを邪魔している部位を「通す」事と左の足陽明胃経の流れを邪魔している部位を「通す」事で身体が真っ直ぐになります。

それだけで対処できない場合もありますが、見落としがちな問題点の一つでもあります。

色々な角度で患者さんを診る様にすると「瞬間的」に患者さんの身体を「変化」させることも出来る。

 

岡西 裕幸

大学堂 院長
鍼灸学士・鍼灸師
世界中医薬学会連合会登録2010
(社)全日本鍼灸学会会員
(社)日本東洋医学会会員
日本中医学会会員
平成2年鍼灸師取得
(現)関西医療大学3期卒業
上海中医薬大学附属日本校客員講師
APG代表

大阪や名古屋の治療院で経験を積んだ後、平成5年からJリーグチームドクターのクリニックで勤務し、選手の評価方法やリハビリテーションに関して学ぶ。
西洋医や理学療法士と協働して西洋医学的知識の大切さを知り、物理学的経絡治療を開発。
マタニティケア鍼灸師。
世界中医薬学会連合会(証書番号001817)。

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