目からウロコの物理学的経絡治療 第12回 「番外編 基礎理論の大切さ」 岡西裕幸

シェアボタン

物事全てに基礎があり、基礎があることで今後積み上げていくことも出来そして「安定」する。

知識もそしてぶれない心や、治療に置き換えれば「診断基準」や「治療指針」も。

建物でも同じで、基礎がしっかりしていなければ建物が安定せず地震などにも対応できないと「素人」であっても想像がつく。

しかし基礎を学び積み上げていくということは思った以上に「地味」で時間をかけないと習得できないものです。

それゆえに基礎をおろそかにして「治療法」のみ学びに行くという事を見たり聞いたりします。

鍼灸師の資格を取得してから年数が経てば経つほど「若手」が上に上がってくるため焦りうまくいかない様も見たり聴いたりもします。

そして多くのセミナーは「基礎」や「診断学」が出来たという過程で「治療法」のみの学びとなることが多いです。

参加したときは「すごく良かった」と皆口を揃えて言っているものの後日あれからどう?と質問すると、よくわからなくなって今はやってないという言葉を数多く聞いてきました。

そうであれば、年齢関係なく「基礎の基礎が学べる機会」を作れば、どの勉強会に参加しても理解し、活用し、実践していけるのではと考え、私は「中医基礎理論習得講座」を開講した。

講師として、上海中医学大学孫教授にお願いし基礎の基礎から頭の中に叩き込んでもらう講座ですが、今まで何気なく行ってきたことがと「基礎」が結びつくことの「喜び」はそれはすごく嬉しいもの。

そして臨床に活きてくる、毎日が楽しくなる。

そんな先生が沢山増えてくれるといいな!という思いから始め回数を重ねるたびに参加された先生の表情に「輝きが」出てくる。

今回私も日本校客員講師として任命していただき少しお話をさせていただきました。無理に背伸びして難しい勉強をする前にしなければならないことがあります。

言葉だけ「初心にかえり」というのではなく、もう一度基礎を学び直す、大切な事だと思います。

 

岡西 裕幸

大学堂 院長
鍼灸学士・鍼灸師
世界中医薬学会連合会登録2010
(社)全日本鍼灸学会会員
(社)日本東洋医学会会員
日本中医学会会員
平成2年鍼灸師取得
(現)関西医療大学3期卒業
上海中医薬大学附属日本校客員講師
APG代表

大阪や名古屋の治療院で経験を積んだ後、平成5年からJリーグチームドクターのクリニックで勤務し、選手の評価方法やリハビリテーションに関して学ぶ。
西洋医や理学療法士と協働して西洋医学的知識の大切さを知り、物理学的経絡治療を開発。
マタニティケア鍼灸師。
世界中医薬学会連合会(証書番号001817)。

 

シェアボタン