目からウロコの物理学的経絡治療 第7回 「左右の経絡の寸法をそろえる!③」 岡西裕幸

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前回に引き続き「左右の経絡の寸法をそろえる!」その具体例をあげさせていただきます。


⑤手関節部にある尺骨頭の形状の左右差は必ず確認する。

左右どちらかの尺骨頭が浮いている場合、手関節が正常位ではなく捻れているため、手関節上を通る手の三陰三陽経の走行に歪みを生じるばかりでなく、上肢部の経絡の左右の寸法に影響する事が問題と考える。


⑥足部外側にある立方骨の触診による左右差は必ず確認する。

左右どちかの立方骨の位置が変位している場合、足部外側を通る足の少陽胆経と足の太陽膀胱経の走行に歪みを生じるばかりでなく、下肢の経絡の左右の寸法に影響する事が問題と考える。


前回と今回の2回に分けて経絡の寸法に関し参考として6例ご紹介させていただきました。

経絡を利用して施術を進めていくに当たり、経絡自体は目に見えるものではありません。

気も一般的には見えるものではありません。

感じるものと表現するべきでしょうか。

しかし存在するものとして施術を行うことが大切であると常に思っています。

私の場合は鍼灸施術後の効果判定に経絡の寸法の左右の違いがどれ位改善されているかを指標としています。

 

岡西 裕幸

大学堂 院長
鍼灸学士・鍼灸師
世界中医薬学会連合会登録2010
(社)全日本鍼灸学会会員
(社)日本東洋医学会会員
日本中医学会会員
平成2年鍼灸師取得
(現)関西医療大学3期卒業
上海中医薬大学附属日本校客員講師
APG代表

大阪や名古屋の治療院で経験を積んだ後、平成5年からJリーグチームドクターのクリニックで勤務し、選手の評価方法やリハビリテーションに関して学ぶ。
西洋医や理学療法士と協働して西洋医学的知識の大切さを知り、物理学的経絡治療を開発。
マタニティケア鍼灸師。
世界中医薬学会連合会(証書番号001817)。

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