上石優子先生に学ぶ 医療接遇 第1回 〜挨拶〜

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初めまして、
今回より医療接遇について投稿させて頂く事になりました
上石優子と申します。
接遇講師を行いながら治療院にて柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師として活動しています。
今後、皆さんのお役にたてる様な話を盛り込んでいきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

さて、医療接遇についての第1回目は、挨拶です。

挨拶と一言で言うと簡単ですが、皆さんは、日々感じの良い挨拶をしていらっしゃいますか?
挨拶は、そこに集ったみなさんが、居心地よくいられる環境を作るための第一関門です。
挨拶は、コミュニケーションを図るのにとても大切な行為です。
特に私達医療に携わる者は、第一印象で患者様に「信頼」という二文字を印象付けられるか否か大きく左右します。
相手に安心感や信頼感を与える為にも、会った瞬間に目を見て、笑顔で挨拶をする事を心掛けましょう。
会話も優しく親しみやすい明るいトーンで語りましょう。

ちなみに世界にはいろいろな種類の挨拶の方法があります。
日本では頭を下げて挨拶を行いますね。

TPOによって、頭を下げる角度を変えています。
会釈15度、敬礼30度、最敬礼45度などがあり、目線合わせだけの黙礼もあります。
お辞儀をして頭を下げると言う事は、頭上を相手に見せ自分の一番弱い部位(急所)を見せるわけです。
私は敵ではないですよ、と相手に平伏し敬意を示しているんですね。

西洋での挨拶の方法でもっともメジャーなのは、握手です。
私は武器を持っていませんよという表示です。
日本人で握手をしながらお辞儀をしている人がいますが、あまり格好の良いものではありません。
卑屈に見えてしまう応対です。
握手をするときは堂々と行うこと、相手の目を見て右手で適度な強さで握手をすること、握手を求めるのは女性や上司から、と言われています。
タイは仏教国ですから、両手を合わせ拝むように挨拶します。とても崇高な気持ちになりますね。

いずれにしても、どの国にも共通して言える事は、挨拶をする事により、お互いが心を開き、親しくなりましょうといった意思表示です。
治療に来てくださった患者様に、この治療院に来てよかったと最初から思ってもらう為にも今日から、今から、皆さんも意識して明るい気持ちのこもった温かい挨拶を実行していきましょう。

(月刊温故知新2016年7月号掲載)

上石 優子

ヒロ鍼灸整骨院
元日本航空フライトアテンダントという経歴を持ち、退職後6年かけて柔整、鍼灸、あんまマッサージ指圧師の国家資格を取得した異色の存在。
在職中は訓練教官を経て客室マネージャーとして乗務員の教育、マネジメントに従事した。主にファーストクラスを担当し、30年近くの乗務経験の中で政府専用特別便などの乗務経験多数。洗練された中にも人柄があらわれるあたたかみとユーモアあふれるサービスは誰にも真似できないと後輩から親しみと驚きを持って慕われていた。その心からのサービスマインドは歩くカスタマーサティスファクション(CS=顧客満足)と評された伝説のフライトアテンダント。

 

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